両者のプロフィール

石橋幸緒・女流王位  節目での防衛目指す

石橋幸緒・女流王位  連続4期、同じ顔合わせになりました。清水さんは安定しており、今期は絶好調。難しい勝負になるでしょう。戦型は私の選択次第でしょうが、清水さんが得意の右四間飛車は想定していますし、振飛車なら持久戦も急戦もあるでしょう。この棋戦の持ち時間4時間にも慣れました。予定を変更しても修正の時間があり、4時間は嫌いではありません。清水さんにこの棋戦で鍛えられました。また恩返ししたいですね。節目の20期に出場できるのがうれしいし、防衛できればなおうれしいです。
いしばし・さちお
 80年、東京都小金井市生まれ。清水女流2冠に入門し、93年女流プロ2級。96年度の第7期女流王位戦でタイトル戦初出場。99年度、第21期女流王将戦で当時の清水女流王将を下して初タイトルを獲得。女流王位戦では第18期、4回目の挑戦で初めて奪取し、タイトル数は計3期。居飛車も振飛車もこなし、瞬発力のある攻撃が得意。日本女子プロ将棋協会に所属し、渉外担当の責任者。

清水市代・女流2冠   「発見」テーマに挑戦

 この5番勝負に連続17期出場というのは、人から伺って「ああ、もうそんなに」という感じで、一期一期がいつも新鮮です。石橋さんとも4期連続ですが、過去の戦績は過去のもの。互いに成長し、進化していると思っていますから、また新たな勝負という気持ちです。特に今回は初めて愛知県での対局もあり、楽しみが多い気がします。今期のテーマは「発見」。新しいことにたくさん挑み、前回以上の内容になれば…。師弟戦の意識は全くなく、タイトル保持者に挑戦する。それがすべてです。 清水市代・女流2冠
しみず・いちよ
 69年、東京都東村山市生まれ。故・高柳敏夫名誉九段に入門し、85年、女流プロ2級。00年、女流棋士として初の女流六段に。87年度、第14期女流名人位戦で初タイトルを獲得。96年度には女流王位、女流名人、女流王将、倉敷藤花を独占して4冠全制覇を達成した。女流王位は通算13期獲得し、タイトル獲得数は計41。居飛車党の本格派。今期から日本将棋連盟棋士会の副会長も務める。