返済額を抑える基本は、自己資金を多く用意し、返済期間を無理のない範囲で短くすることです。その際、手元に最低年収の半年分、できれば一年分の引き出しが簡単な資金を用意しておくとよいでしょう。今は金利が低く銀行などに預けていても受取利息は多くありません。余裕資金を購入に多く充て、借入額を抑えるのも一つの手です。
主な借入先として、住宅金融公庫と民間金融機関があります。公庫の利息は年2・50%(十七日以降、当初十年間、基準金利適用住宅)。三年または五年固定金利で公庫より低い金利を設けている銀行なども多くあります。ただし、現在のローンの金利は過去五年間でみると低めです。三年後、または五年後、今と同じ利率という保障はありません。
さらに住宅ローンには元金均等型と元利均等型があります。返済総額を少なくするには、初期の返済額が高くなりますが、元金均等型をお勧めします。このタイプを扱っていないローンもありますので、マンションの販売会社や公庫、金融機関の担当者らと相談するとよいでしょう。修繕積立金が不十分な場合、購入後、積立金に加えて修繕費を捻出(ねんしゅつ)しなければいけなくなるので、購入前に修繕計画を確認してください。
(横江光良・ファイナンシャルプランナー=札幌) |