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楽しい犬の三兄弟といろんな動物たちが活やくする四コマまん画「どきどき動物学園」。埼玉(さいたま)県所沢(ところざわ)市に住んでいる作者のまるはまさん(40)が、なんと今回、北国の動物たちに会いに北海道へ来たよ。海の動物たちや馬とも、すっかり仲良(なかよ)しになったんだ。《文・熊井君予(くまいきみよ)、写真・岩崎勝(いわさきまさる)》
「わー、こんなに近くで見られるんだ」。小樽(おたる)市祝津(しゅくつ)のおたる水族館。屋外にある大きな水そうで気持ちよさそうに泳ぐセイウチのカップルとガラスごしに対面(たいめん)して、まるはまさんは大よろこび。
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| 「こんにちは、先生」。セイウチと写真におさまるまるはまさん=おたる水族館 |
オスは体長三・二メートル、体重千五百キロ。メスは二・六メートル、八百キロ。いかにも重たそうな体ですが、水の中でくるり、くるりと器用(きよう)に回ります。
「何言っているんだ、おまえ」「きばが折(お)れてるね。どこでなくしたんだ」。友達(ともだち)のように話しかけていると、通じたのでしょうか。オスがぴったりとガラスに近付き、顔をすり寄(よ)せるようにしてきました。「よう、兄弟」とでも、あいさつに来たようです。
ゴマフアザラシやアゴヒゲアザラシなど、いろんな種類(しゅるい)のアザラシもいました。体長一・二メートルほどのワモンアザラシを見て、「これくらいなら家でも飼(か)えるね」と気に入った様子。でも、すぐに笑(わら)って「あっ、マンション買っちゃったから、だめかあ」。
動物の特(とく)ちょうを生かしたまん画が得意(とくい)なまるはまさんは、いろんな動物の行動を図かんで勉強しているそう。ラッコ館では、「長い海そうを体に巻(ま)いて、波に流されないようにしてねるんだよ」「貝を割(わ)る石は、お気に入りのがあって、わきの下のポケットみたいな部分に入れておくんだ」と教えてくれました。
恵庭(えにわ)市で馬をたくさん育てている前山秀雄(まえやまひでお)さんの牧場(ぼくじょう)も訪(たず)ねました。ばんえい競馬(けいば)に出る種類(しゅるい)の馬は、体重が一トン近くあり、ひづめもでっかくてびっくり。赤ちゃんが生まれる季節(きせつ)で、おなかが大きい母さん馬や赤ちゃん馬も見られました。小型(こがた)の北海道特有(とくゆう)の馬、ドサンコの中には、寄ってきて上着をもぐもぐするのもいて「人なつっこいんだね」。
新千歳空港(しんちとせくうこう)の近くにあるノーザンホースパークで、生まれて初(はじ)めて乗馬(じょうば)も体験(たいけん)。おそるおそるまたがると「けっこうゆれるんだ」と楽しそう。「馬は、目がかわいいね。本州(ほんしゅう)でも、馬がいるところがあったら、行ってみたいな」
まるはまさんってどんな人?
まるはまさんは、みんなと同じ年ごろの、小学二年と四年生の男の子がいるそうです。
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| 目の前でイラストをかいてくれたまるはまさん |
いろんな動物についてくわしいので、動物のまん画ばかりかいているのかな? と思ったら、「動物のまん画は、今は『どきどき動物学園』だけです」。有名人の似顔絵(にがおえ)が得意で、雑誌(ざっし)や新聞に、一コマまん画やイラストをかく仕事が多いそうです。
実は、動物まん画は、週刊誌(しゅうかんし)でしめ切り直前にできてしまう空白をうめる材料(ざいりょう)としてかき始めたそう。ところが、これが「動物の特(とく)ちょうが出ていて面白(おもしろ)い」と人気になり、単行本にもなりました。
「どきどき動物学園」に出てくる犬の三兄弟は、めがねをかけた子は、ちょっとかしこい。顔にばんそうこうを張(は)った子は、ちょっとお調子者。いつもほほ笑(え)んでいる子は、ちょっと優(やさ)しくておだやか。「三匹(びき)の性格(せいかく)は、ぼくが持ってるいろんな性格を映(うつ)し出しているんです」とのこと。
ほかには、サッカー関係(かんけい)の仕事も多く、今年の春からは、東京(とうきょう)のスポーツ新聞に、サッカーくじ「toto(トト)」の結果(けっか)を予想(よそう)する一コマまん画をかいています。
テレビドラマのスタジオ風景(ふうけい)を、イラストにして雑誌にのせることも。スタジオに写真をとるカメラは入れないので、イラストが活やくするんだ。タレントとお話しすることもあるんだって。うらやましいね。
みんなが寄せてくれている感想のはがきをわたしたら、ていねいに読んでくれました。「これからは北海道の動物たちもたくさん登場させるよ。楽しみにしていてね」
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