みなさんはどのようにお正月を過ごしましたか。わたしは今、NHKスペシャルなどの特別番組を担当しています。去年はボルネオ島の熱帯雨林のどうくつに行きましたし、2月には氷点下40度にもなるシベリアを訪ねることになっているんですよ。
わたしが子供だったころのお正月というと、まずキリスト教の教会を思い出します。両親がキリスト教徒だったので、元日はおぞうにを食べたあと教会の新年礼拝に出たのです。それから家にもどり、家族そろって年賀状を見てから百人一首やトランプを楽しみました。
わたしは生まれも育ちも札幌です。1959年(昭和34年)11月に札幌医大の付ぞく病院で生まれました。家族は会社員の父、主婦の母、三つ年下の弟、そしてわたしの四人です。子供のころは父の会社の社たくに住んでいました。
幼ち園は南区真駒内のキリスト教会の明星幼ち園に通いました。家は藻岩山のふもとの石山通ぞいでしたから、バスで毎日通ったのです。幼ち園に通うにはかなりはなれていましたが、同じ社たくに住む幼なじみの男の子といつもいっしょだったので、バス通園を特につらいと思ったことはありませんでした。
幼ち園のクリスマス会の劇では、思い出があります。わたしはキツネとウシの役だったのです。女の子にはマリア様とか天使とか星の役があったのに、わたしはなぜキツネとかウシなのかなと思ったことがありました。わたしは天使をやってみたかったので、これはちょっと残念でしたが、とにかくとてものびのびと楽しい幼ち園生活を送れたと思っています。
幼ち園でも社たくでも、外で遊ぶのが大好きな元気な子供でした。父と母が後志管内真狩村の出身だったので、夏休みはよく真狩に行きました。父や母が子供のころ遊んだのと同じように、山や川で楽しく遊んで過ごしました。
キリスト教会に親しんでいたために、幼ち園時代にはオルガンを習い始めました。これは中学校、高校時代まで続け、パイプオルガンにまで進みました。いままで続けていればよかったなと思うことがあります。 |