わたしは海が大好き。毎日、鹿児島の海で水をかいたり、もぐって、記おくがあるころにはもう泳いでいた。何キロでも何時間でも泳げるよ。
ところで、海辺に「遊泳禁止」と書いた看板が立っていることがあるね。看板はなくても、みんなは、海水浴場でないところで泳いだら何か言われる、しかられると考えたりしませんか。
ルール、決まりは大切なものもあるよ。だけど、だれが決めたのかわからない、納得できないことにまで従うばかりの人生でいい? どう行動するか決めるのは自分の心、勇気、技術じゃないかな。
泳ぎがうまくなければ、水中めがねや足ひれの助けを借りるといい。失敗するかもしれない。それは自分の責任。冒険するって、こういうこと。もちろん、君たちが「そこまでして、海で遊ぶ必要ない」と思うのなら、泳がなければいいんだよ。
北海道では、子供が海で遊ぶ姿をあまり見かけないね。海岸でたくさんのコンブに見とれていたら、出会った子が「とったら、つかまるよ」だって。わたしをあやしいと思ったのか、「みつ漁かん視」の車もやってきた。「してはいけない」ルールばかりで、海に親しみを持ったり、大切にしようという気持ちが生まれるんだろうかなあ。
先祖はおさむらいさんだった。今給黎って鹿児島県に多い名前です。お医者さんもいて、世界一周の時には、無線を通じて健康面のアドバイスをするなど、応えんしていただきました。
父は連(むらじ)、母は海子(うみこ)といいます。父は、学校の美術の先生。海が好きな人で、毎日、わたしを海に連れて行ってくれました。 |