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Q 食べて大丈夫なの
A 危険部位は解体時除去/商品表示の見極め必要

 肉と乳は安全とされる。異常プリオンは牛の小腸の末端、脊髄(せきずい)、脳、目の四部位にたまりやすいが、食肉解体の際に取り除かれる。ひき肉やソーセージ、既製品のハンバーグについては「英国ではかつて脳をハンバーグに混ぜたが、日本では危険四部位は混入しておらず大丈夫」(日本食肉消費総合センター)。

 皮や骨からつくる「ゼラチン」はゼリーや薬のカプセル、「コラーゲン」は保湿クリームなどの化粧品、骨を焼いてつくる「骨粉」は健康食品や砂糖の漂白に使われる。いずれも安全度がやや低い骨髄が混入する恐れがあるが「滅菌処理されているので安全」(日本化粧品工業連合会など)。カレーやせっけんに使われる「牛脂」は、精製過程でタンパク質が除かれるので大丈夫という。

 ただTボーンステーキなどの骨付き肉は、脊髄に近い部分が使われる。モツやホルモンは過去に危険部位の小腸末端が流通していた。検査体制が整った今後は危険部位が出回ることはない。「胎盤(プラセンタ)エキス」はスキンクリームなどに使われたが、安全度がやや低いため厚労省が回収を指導している。

 骨を煮込んでつくる「牛エキス」は、即席めんやスナック類などに幅広く使われる。一〇〇度前後で煮込むため、異常プリオンの病原性はなくならない(一三〇度以上の高圧蒸気などで滅菌できる)。このため「脊髄混入による危険性がないとはいえない」(東京都調布市の有機農業推進団体・大地を守る会)との指摘もある。

 商品表示をよく見て、疑問があればメーカーに問い合わせるといい。「消費者の疑問に丁寧に応じるメーカーはまず安心」(福岡市に本部があるグリーンコープ連合)。消費者が食品メーカーの姿勢を見極める良い機会でもある。

牛を原料にする食品などの安全性
食品など 厚労省、専門家、業界などの評価や対応
安全。ただし脊髄に近い部分を使う骨付き肉は要注意
安全
ゼラチン  安全
コラーゲン 安全
骨粉 安全
牛脂  安全
胎盤エキス 由来の化粧品は回収
牛エキス 製造過程で脊髄の混入がなければ安全
  
 

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北海道新聞
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