| Q どういう目的なの A 工作員に日本語を指導/別人が成り済ます例も |
| 拉致の目的は北朝鮮工作員を養成するため、とみられている。全国協議会によると《1》工作員に日本語や日本の習慣を教える教師が必要なため《2》拉致した日本人に成り済ますため《3》拉致後に北朝鮮国内で洗脳し工作員にするため−などの理由が挙げられる。 《1》の関連では、北朝鮮元工作員が「工作員養成学校に横田めぐみさんら約十人の日本人教官がいた」と証言。《2》は政府が拉致疑惑と認定する原敕晁さんのケースで、八〇年に宮崎県の海岸で拉致した後、北朝鮮工作員が原さんに成り済ましていた。《3》では「よど号関係者」による拉致疑惑が代表例という。 拉致被害者の利用例としては、八七年に発生した大韓航空機爆破事件もある。犯人の金賢姫・元死刑囚の日本の風習や語学の教育は、日本から拉致された「李恩恵(リ・ウネ)」と呼ばれる女性が担当していた。全国協議会のメンバーは「金元死刑囚は偽造日本旅券を持ち、日本人として行動していた。その方が爆破を成功させるのに便利だったため」と説明する。 また、拉致は金正日総書記が七四年、故金日成主席の後継者に選ばれた後始まったといい、元工作員は「拉致は金総書記の指示」と証言する。 ただ、全国協議会や元工作員の指摘がすべて正しいわけではないとの声もあり、政府の本格的な調査が求められている。 |
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