| 首相官邸事務所によると、公邸の使用基準を定めた法律は特にないが、「公務遂行上の立場で住む」という理由から家賃、光熱費は無料。家具や電化製品などは「必要最低限のもの」(同事務所)が備え付けられている。食費は首相の個人負担となる。 首相に就任し、公邸で暮らすことを希望すればいつでも引っ越すことができる。逆に、首相を退いた場合は「期限は決めていないが速やかに明け渡していただくのが慣例」(同事務所)。 公邸の玄関前には首相番の記者が常駐する通称「番小屋」が設置されている。「番小屋」がいつからあるのかは不明だが、午前七時から翌日の午前零時まで、通信社の記者らが三百六十五日駐在する。記者は、公邸への人の出入りを見て首相が誰と会ったのかをチェックしたり、来訪者に取材する。「番小屋」は新公邸にも設置される。 また、以前は毎年元日に「公邸開き」が行われた。閣僚や政治記者らが公邸を訪れ新年を祝う催しで、小泉純一郎首相になってからは行われていない。 |
| Copyright(c) The Hokkaido Shimbun Press. |