小学校から英語を教える意義について、中教審の報告書は「外国人と積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育て、外国への理解を深めること」を挙げる。
授業では「英語に慣れ親しむ」ことを主眼に置く。英語嫌いの児童を生まないよう、内容は簡単な単語を話したり聞いたりする程度にとどめる。また、教科として成績に直結させず、「総合的な学習の時間」などで実施する形を求めている。
必修化論議の背景には、幼い時期からの英語教育に対する保護者側の高い関心がある。二〇○四年度の文科省の調査では公立小学生の保護者の70・7%が「英語を必修にすべきだ」と回答。こうした社会情勢を受け、総合的な学習の一環として英語教育を行う公立小は○五年度、93・6%に上った。歌やゲームなどで英語に親しむ活動が一般的で道内でも約七割が導入している。 |