07札幌の選択
<12> 市民から 市長選 私の質問 2007/03/24(土) 朝刊掲載
「財政赤字」「市議の特権」「地域間のサービス格差」

◆北区、会社員男性(95)
 札幌市は莫大(ばくだい)な財政赤字を抱えて、夕張市の破たんだって人ごとではないと思います。両氏は現状をどう認識し、どうやって返済しようと考えてますか。

◆手稲区、年金生活者男性(72)
 札幌市議は報酬1400万円に加え、政務調査費、費用弁償など多額の特権を得ていますが、そんなに必要でしょうか。市長候補予定者としてどう考えますか。

◆北区、主婦(31)
 札幌市内は地域で公共施設やサービスの差があります。両氏は改善する考えはありますか。例えば「北区・新川西地区に小学校がない」「東区・中沼地区に公共施設がない」「南区・藤野地区に図書館を」など。

<11> 市民から 市長選 私の質問 2007/03/17(土) 朝刊掲載
「交通政策」「道都の役割」

◆中央区、イラストレーター男性(34)
 地下鉄や新幹線、道路など、札幌市内の交通については全体的にどうあるべきだと考え、どういう整備をしますか。また、路面電車(市電)については両氏の見解が分かれていますが、「すすきの−大通−札幌駅」をつなぐ活用策が昨年、答申されています。市電を今後どうする考えか、教えてください。

◆豊平区、会社員男性(31)
 札幌市は道内人口の三分の一を占める大都市だから、道都として道内の他の市町村をけん引し、北海道全体の活性化を導く立場にあると思います。両氏は、道内全体における道都の役割、札幌市と他の市町村との連携はどうあるべきだと考えますか。札幌市内の施設を活用したり、医師派遣などで協力できるのではないでしょうか。

札幌市長選公開討論会 2007/03/13(火) 朝刊掲載
紙面PDF (2.03MB)

 25日告示の札幌市長選に向け、北海道新聞社は11日、立候補予定者の公開討論会「どうする札幌の未来」を札幌市中央区の道新ホールで開いた。市民ら約600人を前に、現職の上田文雄市長=民主、社民両党、市民ネット推薦=と新人の前国土交通省技監・清治真人氏=自民、公明両党推薦=が、福祉、子育て、経済政策など幅広いテーマについて議論を戦わせた。

<10> 市民から 市長選 私の質問 2007/03/10(土) 朝刊掲載
「ごみ減量化」「街中の自然」

◆東区、年金生活男性(78)
 「家庭ごみが増え続けて、このままでは近い将来、最終処分場がいっぱいになるほど深刻な問題と言われています。性別、年齢に関係なくすべての市民にかかわる問題だから市政の第一の課題ではないですか。ごみ収集を有料化しようという話もあるようですが、どうやって減量しますか」

◆東区、主婦(63)
 「札幌は緑が多くて自然豊かだと言われていますが、街中はあまり緑がないんじゃないでしょうか。街路樹は茂るとすぐ切られてしまうし、子どもが遊べるような場所も多くない。街中に動物が行き来できるような緑があってもいいと思いますが、どう考えますか」

<9> 市長選・マニフェスト検証 2007/03/07(水)〜2007/03/08(木) 朝刊掲載
 四月八日投開票の札幌市長選に出馬する上田文雄市長(58)=民主、社民両党、市民ネット推薦=と前国土交通省技監・清治真人氏(58)=自民、公明両党推薦=のローカルマニフェスト(選挙公約)が出そろった。ポイントはどこにあるのか。「暮らし編」「街づくり編」の二回に分けて紹介する。

<8> 市民から 市長選 私の質問 2007/03/02(金) 朝刊掲載
「いじめ対策」「学校教育」

◆手稲区、主婦(37)
 「自分の子はコミュニケーションが苦手なので、いじめの対象になることがあります。札幌市はいじめ問題の解決をそれぞれの学校任せにしていて、市としてどう対策を考えているのか分かりません。いじめの現状をどう認識し、市長になったら解決のために何をするか教えてください」

◆西区、教育団体職員男性(37)
 「不登校やいじめ、教員の資質など、学校のあり方が大きな問題になっています。札幌にもフリースクールがあり、学校になじめない子の受け皿になっています。公立学校の現状について、どのように考えているのでしょうか。教員をもっと増やしたり、フリースクールを支援するなどの具体策を教えてください」

<7> 議員とお金 現状維持の言い分・費用弁償
2007/02/27(火)〜2007/03/03(土) 朝刊掲載
 札幌市議が本会議や委員会に出席する度に、議員報酬とは別に一日一万円を受け取る「費用弁償」。北海道新聞が行った市議選立候補予定者へのアンケートでは、全八十五人(一月末現在)の半数を超す四十五人が「現状維持がよい」と答えた。有権者から「報酬との二重取りでは」などの批判がある中、なぜ「現状維持」なのか。その言い分を検証する。(この連載は川原田浩康が担当しました)

<6> 市民から 市長選 私の質問 2007/02/24(土) 朝刊掲載
「少子化対策」「子育て支援」

◆北区、団体職員女性(46)
 「三人の子どもを育てましたが、札幌の出生率が全国最低レベルだと聞いてショックでした。どうすれば少子化を食い止められると考えますか。いろいろな政策は選択できると思いますが、優先順位が必要です。街の雰囲気も関係あるかもしれません。どのような政策を重視し、何をやりますか」

◆白石区、会社員女性(35)
 「働く女性にとって仕事と子育ての両立はとても大変です。私は子育て世代と市のトップや企業経営者との意識の差をいつも感じてきました。やりがいある仕事や昇進をあきらめる覚悟も必要です。また、病児保育、休日保育も十分でない。こうした現実をどこまでご存じですか。もし女性だったら、超多忙時でも産みますか」

<5> 市民から 市長選 私の質問 2007/02/17(土) 朝刊掲載
「敬老パス」「老後の暮らし」

◆南区北ノ沢、元会社員男性(77)
 「二年前に敬老パスが有料化されてから、外を出歩く回数がうんと減りました。必要がないと外出しないからどんどん出無精になり、健康にも良くないんです。無料だと財政を圧迫するのでしょうが、必要な人にだけパスを支給するなどの節約方法はあるはず。どう考えますか」

◆東区、財団法人職員女性(64)
 「もうすぐ年金生活に入るんですが、もらえる額は十万円以下で、生活していけるか不安です。介護保険の負担は上がり、税金もいろいろな控除がなくなって『年寄りいじめ』が進んでいます。市長になる人は、国に画一的に合わせず札幌の実情にあった独自の支援策を考えていますか」

<4> 議員とお金 市議選立候補予定者アンケートから
2007/02/14(水)〜2007/02/16(金) 朝刊掲載
 四月の札幌市議選に出馬する人たちは、政務調査費や議員報酬などについてどんな意識を持っているのか−。北海道新聞が立候補予定者八十五人(一月末現在)に行ったアンケートを基に「議員とお金」を考える。(川原田浩康)

<3> 札幌市議選 立候補予定者アンケート 2007/02/10(土) 朝刊掲載
 北海道新聞は四月の札幌市議選に出馬を表明している八十五人(一月末現在)に対し、議員報酬や政務調査費などのあり方についてアンケートを行った。議員一人年間四百八十万円が会派に支給される政務調査費については、56%が「現状維持がよい」と回答、年間約千四百万円の議員報酬については61%が「現状維持がよい」と答えた。北海道新聞が一月に実施した世論調査では、調査費、報酬とも減額を望む意見が多く、有権者と候補予定者の意識に大きなズレがあることが浮き彫りになった。(川原田浩康)

<2> 市長力 インタビュー編 2007/02/02(金)〜2007/02/03(土) 朝刊掲載
 財政難や地方分権が進む中、次の札幌市長に問われるものは何か。1月29日から3回連載した「市長力」の続編として、札幌市と同じ政令指定都市の横浜、川崎両市の市長と専門家に「市長力」について聞いた。(志子田徹)

<1> 市長力 危機の時代に 2007/01/30(火)〜2007/02/01(木) 朝刊掲載
 自治体が危機の時代を迎えている。進む財政悪化、国に依存できない現状、首長の魅力が自治体の評価を左右する地方分権の加速−。この時代、首長は何ができ、何をなすべきか。四月の札幌市長選を前に、次のリーダーに求められる「市長力」を考える。(志子田徹)