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七月十一日の投開票まで十日余となった参院選。
道内各地で舌戦を繰り広げる道選挙区の候補者たちに、
争点の「年金」「イラク」「景気」や戦況などを聞いた。 |
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共新
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(1)岡千陽候補(41) 不況脱出へ地元潤う公共事業を |
2004/06/30(水) 朝刊
−−共産党は昨年の衆院選で道内議席を失いました。今回も厳しい戦いですね。
「昨年の衆院選では『自公政権はやめてくれ』という民意で、民主党が伸びました。共産党がきちんと訴え切れなかった反省点はあります。しかし、年金の民主党案は保険料負担が増える内容。これでは自民、民主のどちらの党が政権を取っても痛みは変わりません。そのことを有権者に訴えていきます」
−−小泉政権の三年間をどう評価しますか。
「『痛みを伴う構造改革』は全道を回ってみると、痛みどころか『激痛』です。自治体は地方交付税を削減され、若者は仕事がなく、高齢者は医療費の自己負担が増えた。小泉純一郎首相にこれ以上、政治を任せられません」
−−年金制度改革法を批判していますね。
「年金制度廃止法案を提出し、もう一度議論したい。最低保障年金制度の導入を求めます。月額五万円の最低保障額に、支払った保険料に応じて上乗せします。そのためには公共財源を見直し、少子化を克服して国民負担を減らしたい」
−−イラクへの自衛隊派遣について。
「イラク派遣の大義はどこを探してもありません。『非戦闘地域』はなく、大量破壊兵器もない。多国籍軍への参加も国会審議せず閣議決定したのは許せません。改憲の動きがありますが、世界に誇れる憲法を維持し、日本から平和を発信していくべきです」
−−共産党は理念ばかりで、現実的な政策が弱いと言われます。長引く道内の不況を回復させることができますか。
「まずは基幹産業。大規模農家だけでなく、農業を支える小さい農家にも予算をつけます。また、大型店の進出を規制し商店街を守りたい。用途のない公共事業は凍結、需要の高い公営住宅の整備など地元が潤う公共事業にシフトしていくことが不況脱出に必要です」
(聞き手・小野孝子) |