道知事選 候補に聞く
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| 前回の9候補乱立から一転、政党の公認や推薦を得た3氏の激突となった道知事選。3候補に道政にかける思いや道民生活の向上に向けた政策、選挙戦の手応えなどを聞く。 |
| 2007/03/23(金) 朝刊 |
| <上> 宮内 聡氏 (43) 共産新 |
怒り背に格差を問う 対話の道政に自信
──いよいよ選挙戦がスタートしました。
「初日は札幌市と小樽市内で遊説を行いましたが、足を止めて聞いてくれる有権者が多く、あらためて私の公約が道民の怒りに応える内容であるとの意を強くしました。残り十六日間の選挙戦は、道内各地で聞いた声の一つ一つを思い出し、心を込めて政策を訴えていきたいと思います」
──共産党の支持率は低迷しています。苦しい戦いではないですか。
「雇用や格差の問題など、現道政に怒っている有権者は大勢います。公約で示した『無駄な大型公共事業を削り、住宅や保育所を建てる』などの打開策を道民に知ってもらえば、支持に結びつくと思います。私はいろんな人の話をよく聞いて、それを参考に熟考し物事を決めていく性格。終盤戦ではこうした人柄も伝え、“道民が気軽に話ができる知事”を印象付けたいと思います」
──無党派層の拡大をどう受け止めますか。
「今まで支持してきた政党では何も変わらないと、政治に怒っているのが無党派層です。共産党から無党派に変わったという人はあまりいないと思います。無党派が増えたことは、共産党にとって票を伸ばすチャンスだと受け止めています」
──どのような有権者層に最も支持を訴えたいですか。
「この四年間、年齢や性別、職業に関係なく、すべての道民に痛みが押し付けられてきました。特に訴えたい有権者層を挙げるとすれば、雇用状況がひどい若者です。非正規雇用が増えたり、仕事がないという問題は、政治の責任です。私はこの状況を道政で変えていきたい。国に政策転換を求めると同時に、看護師や教師といった公的仕事を増やすなど、道ができることを訴えています」
──格差問題には、どのように対処しますか。
「格差が生まれた理由を、有権者にしっかりと説明しなければなりません。これもやはり、構造改革と規制緩和路線が引き起こした政治の責任です。自民・公明の与党も、野党の民主党も同じ立場でこれを進めてきました。格差の解決には、これまでの政治をまず問う必要があります」
──公約はすべてバラ色というわけではないと思います。道民に「我慢」を強いるとすれば、どんなことでしょう。
「私は暮らしや福祉を拡充する財源として、国直轄の無駄な大型公共事業を見直すことを掲げていますが、実際には、地域から『公共事業をやってほしい』という要請はあります。これをただ我慢してくれと言うのでなく、事業を進めることでどれだけ道費負担があるのか、どんな問題が指摘されているのか─などの実態をすべて明らかにし、道民と一緒に打開していくことが、最も大切だと思います」
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