 |
| 尻餅をはじめ、すべて手作り。素朴な味を長年、守ってきた | |
ピチピチのお尻にかぶりつけば、甘みが口に広がる。看板商品の「尻餅(もち)」は、そんな遊び心いっぱいの素甘。直径十五センチで、食べ応えは十分だ。新千歳空港でも販売されており、道外客にも人気がある。
JR日高線の最終駅・様似駅にちなみ、「どん尻のマチの名物にしたい」と、十七年前に考え出された。アイデアを出した二代目店主の平田能久さん(63)は「割れ目を入れると、どうしても桃に見えてしまう。だから、胴体を付け、お尻に見えるようにしたんです」。すべて手作業で形を作るため、出来上がるお尻の形も個性的だ。
店内には、尻餅をはじめ、和、洋菓子が三十種類以上も並ぶ。もちとつぶあんが入った最中「親子ぜんざい」は、先代から続く商品。昔からの常連客に今も人気がある一品だ。洋菓子では、昨年から売り出した、五種類のナッツをのせたクッキー「アポイの火まつり」が売れ筋だ。
 |
| 店内にはテーブル席が置かれ、買った菓子をすぐに食べることができる | |
<メモ>
日高管内様似町本町2。国道336号に面している。(電)01463・6・2160。営業時間は午前8時30分−午後7時。日曜定休。尻餅は630円、親子ぜんざい、アポイの火まつりは各126円。 |