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ファイターズ 日本一へ 激突日本シリーズ 戦いの行方を占う

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  •  25年ぶり3度目のパ・リーグ優勝を果たした日本ハムは、21日からナゴヤドームで始まる日本シリーズでセ・リーグ優勝の中日と戦う。両チームともにバントを交えた手堅い攻撃と安定した投手力でリーグ戦を戦い抜き、栄冠を手にした。日本シリーズでは初対決だが、前哨戦となる交流戦では日本ハムが4勝2敗と勝ち越した。交流戦のデータをもとに日本シリーズの戦いを占ってみた。

    ▼日本シリーズ日程
    10月21日(土)ナゴヤドーム 18:10
    10月22日(日)ナゴヤドーム 18:10
    10月24日(火)札幌ドーム 18:10
    10月25日(水)札幌ドーム 18:10
    10月26日(木)札幌ドーム 18:10
    10月28日(土)ナゴヤドーム 18:10
    10月29日(日)ナゴヤドーム 18:10


     <投手編>終盤勝負 救援陣カギ

     
    1点差試合4度、ドーム3戦延長に

     投手力の比較では、防御率が日本ハムの2・05に対して中日は3・34。日本シリーズで先発が予想されるダルビッシュは1試合を6回1/3で8安打2失点だったが自責点0。武田勝は2試合を6回6安打で自責点0だったが、ともに勝敗はつかず。八木の登板はなかった。また、監督批判に伴うプレーオフ出場停止処分で教育リーグで調整中の金村は、6月11日の中日戦で8回3安打1失点の好投を見せている。日本シリーズで登板できれば、エースの意地の見せ所となる。

     中継ぎ・抑え投手は、札幌ドームでの3連戦は3試合連続延長戦(2勝1敗)だったこともあり、建山、マイケル中村が勝ち投手になっている。パのシーズン最多セーブ記録を塗り替えたマイケルは1勝1セーブで防御率1・93、岡島が1敗で3回2/3で同2・45だが、パ・リーグ最優秀中継ぎ投手に輝いた武田久が5試合に登板して1試合で打ち込まれて負け投手、防御率6・75となっているのが不安材料だ。

     一方、中日の先発投手は、勝利数、奪三振でリーグトップの川上が防御率2・00、41歳の山本昌が同2・57だが、ともに勝敗はついていない。今季12勝の朝倉は同10・80と日本ハム打線が打ち込んだ。中継ぎの岡本が2勝を挙げているが、史上初の2年連続40セーブ以上を記録した岩瀬は1敗2セーブで防御率3・86。

     交流戦では6試合のうち1点差の試合が4試合もあり、いずれも終盤の勝負となっている。先発の出来はもちろん、中継ぎ、さらにはマイケルと岩瀬の守護神対決が日本一の行方を左右しそうだ。

     

     <打者編>振れてる主軸

    相性良く3割以上 稲葉、新庄で3発

     
     
     交流戦6試合の直接対決のチーム打率は、日本ハムが2割6分9厘、中日が2割6分3厘とほぼ互角。犠打数も6で同じだ。だが、主軸を比べると、日本ハム有利のデータが見えてくる。稲葉が打率4割1分7厘、今季限りで引退する新庄が3割9分1厘と当たっており、この2人が日本シリーズでの中日投手陣攻略のキーマンともなりそうだ。

     稲葉は、中日のエース川上からの一発を含む2本塁打を放っている。新庄も1本塁打、4打点と活躍した。稲葉はヤクルト、新庄は阪神時代にセ・リーグ投手と数多く対戦している。ベテラン2人の経験がチーム全体に浸透すれば、大きな強みともなってくる。

     加えて、セギノールが3割2分、パ・リーグの本塁打、打点の2冠に輝いた小笠原が3割8厘と高打率で、ともに5打点を記録している。3−6番の4人が打率3割を超え、全打点の76%を稼いでいる。主軸の勝負強さは期待が大きく、森本と田中賢の1、2番コンビのチャンスメークも鍵となってくる。

     一方の中日は、セ・リーグ首位打者争いのトップに立っている福留の対戦打率が2割6分1厘。本塁打、打点争いで2位以下に大きく差を広げるウッズが同1割6分7厘と抑え込まれている。1球でゲーム展開が大きく変わる短期決戦だけに、侮れないが、日本ハム投手陣が要所を締めていた健闘が光っている。

     互いに一歩も譲らない、シーズンの集大成をかけた激戦。日本ハムが4勝2敗と勝ち越した交流戦と同じような戦いができれば、前身の東映時代以来44年ぶりとなる「日本一」が達成されるはずだ。