連載 がんばれファイターズ
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2004/03/19(金) 朝刊
 
 
30.誇れるチームに 温かく見守り育てよう 棟方 悦子
 
     
 
サインに応じる新庄剛志選手。こうしたファンサービスの積み重ねが、チームの人気を押し上げる=2月7日、沖縄・名護市営球場
 オープン戦に続き、公式戦の開幕も目前となりました。先日、札幌ドームで行われたファイターズの紅白戦には二万人の観客が訪れ、早くもヒートアップしています。

 パ・リーグ開幕の二十七日は、大阪ドームでの近鉄バファローズ戦に北海道から大声援を送ろうと、札幌パークホテルで午後四時半から、大型スクリーンを見ながら応援する「頑張れファイターズ応援祭り」が開催されます。参加費はドリンク一本とおつまみ付きで大人千円。どなたでも参加できます(詳しくは、パーソナルコミュニケーションセンター(電)011・221・2639へ)。

 そして、皆さん、気付いていますか? 札幌の駅前通りに登場した「さっぽろ商店街 わくわく応援団」の応援ペナントを。街の雰囲気も、だんだん盛り上がってきましたね。私も二十日の巨人とのオープン戦と、札幌ドームでの公式戦の初日となる四月二日はスタンドに行きます。

 何が何でも、この目でファインプレーを確認し、感動をもらってこようとウキウキしています。必ずや、いい試合をしてくれることでしょう。

 全力でプレーするのはもちろん、私としては“道民が誇れるチーム”になってほしいと思っています。そのためには、いつでも観客、つまり道民に目が向いていて、ファンサービスに徹していることが大切です。

 試合の前後に、ファンに手を振り、笑顔で応える。そして何より折り目正しいこと。奇をてらったり、ウケを狙ったりする必要はありません。まじめにスポーツマンらしく、さわやかにしていただくことで、試合を通じて、球場で、そしてテレビ画面から、自然と伝わってくることがあると思います。

 つまり、チームの“ありがとう”の姿勢が態度となり、メッセージとして伝わるのです。そうなれば、観客席からも「ありがとう」、画面を見ているファンからも「ありがとう」という思いが響き合い、とてもすてきな光景になるはずです。

 ファイターズを軸に「ありがとう」が共鳴する札幌、北海道になったらとてもすてきですよね。強いチームであることや、「優勝」の二文字は待ち遠しいですが、違った意味で、日本一のチームであり、日本一の応援団だと誇れるようになれると信じています。

 私たちは、とにかく応援して、厳しくも温かく見守り、育てる寛容さも必要かもしれませんね。まずは、皆さんとご一緒に札幌ドームへ応援に出かけましょう。(「元気会」事務局長)
 
     

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