札幌ドーム6連戦 8月18日から近鉄、西武戦
豪快に燃えろ日本ハム

 来春、北海道に移転するプロ野球の日本ハムが、新本拠地の札幌ドームに近鉄、西武を迎える6連戦が18−24日に行われる(21日は試合なし)。昨年7月の移転決定後、残念ながら札幌ではまだ勝ち星のない日本ハム。6連戦は、首位ダイエーを追う両チームが相手だが、「本拠地」初勝利とともに、Aクラス浮上に向けて一気に勝ち星を積み上げてほしい。ファイターズの注目選手と見どころを紹介する。

小笠原 道大(おがさわら みちひろ) 内野手  士気高める気迫の打
フルスイングと勝負強いバッティングで、チームを引っ張る小笠原
 昨年、初の首位打者に輝いたスラッガーは、今季も14日現在で、打率3割6分(リーグ2位)、83打点(同3位)、本塁打24本(同5位)。チームの顔は絶好調だ。

 実力だけではない。「グラウンドの中で最高のパフォーマンスを見せるのが使命」と言い切る。ヘルメットが飛ぶほどのフルスイング、全力疾走のプレーが、その美学を証明する。

 先月21日のダイエー戦では一塁へ駆け込んだ際に、相手野手と交錯して腰とひざを強打し途中退場したが、翌日には強行出場。愛称「ガッツ」にふさわしい気迫が自らを奮い立たせ、チームの士気も高める。

 今季の札幌ドーム4試合では、打率1割8分8厘とやや物足りないが「今度は勝てるように頑張る。ぜひ足を運んで」。札幌ドームに勝利を呼び込むためには、主将の一振りが欠かせない。
坪井 智哉(つぼい ともちか) 外野手  広角打法で高い出塁率
「安打製造機」ぶりを存分に発揮し、同僚・小笠原と首位打者を争う坪井
 右足を振り子のようにしてリズムを取る。独特の打撃フォームで右に左に打ち分けて、打率3割をキープ。まさに「安打製造機」だ。

 阪神の新人だった1998年、3割2分7厘でセ・リーグの新人最高打率を記録。翌年も3割を打った。日本ハムへ移籍した今季、同僚の小笠原と首位打者争いを演じ、12日に4度目のトップに躍り出た。13日も1安打し、3割6分1厘と首位を守った。オフから取り組む肉体改造で体脂肪率を減らし、「疲れがたまりにくくなった」ことも巧打に磨きをかける。

 後半戦は2番を打つことが増えた。高い出塁率を買われての起用で、本人も「(3番に小笠原という)最高のバッターがいるので、そこにつなげたい」と自覚する。

 「来年からの本拠地。ぜひとも札幌のファンの前で勝利を飾りたい」

 広い札幌ドームで、持ち味の広角打法がより生きるはずだ。
建山 義紀(たてやま よしのり) 投手  頼れる守護神初見参
力感あふれる建山の投球。抜群の制球力を誇る
 「札幌では打たれた記憶がない」と言う。新人の1999年8月1日のダイエー戦(円山)で6回2/3を投げて5安打1失点で勝ち投手、昨年の札幌ドームでのオリックス2連戦では計1回2/3をパーフェクトに抑えた。「験のいいところですよ」

 その札幌に守護神として初見参だ。今季は6月下旬から抑えを任され、12セーブ(1敗、14日現在)。「建山につなげば」と首脳陣やナインから厚い信頼を得ている。

 松下電器から入団5年目。右横手から繰り出すキレのいい直球と変化球が持ち味だ。建山自身も「先発より抑えが向いている」と話す。

 札幌ドームのマウンドは投げやすいという。「1球に懸ける気迫を見てほしい」と建山。その右腕がしなるほど、日本ハムの勝利が近づく。
トレイ・ヒルマン監督  勝利の喜びファンに
 いい試合をして、何より勝利の喜びを、北海道のファンに感じとってほしいですね。そのためにチーム一丸となって頑張ります。前向きでアグレッシブなファイターズの野球をお見せします。

 ぜひ、札幌ドームで生の迫力に触れてください。お待ちしています。

ぜひ応援よろしくお願いします
 日本ハムファイターズ 監督・選手のメッセージ(動画)

ヒルマン監督 小笠原選手 吉崎投手
・札幌ドームは素晴らしい ・全力尽くし戦います ・興奮するゲーム見せたい ・応援お願いします ・ファイターズをアピール ・結果出します ・でかい球場、気持ちいい ・声援の海で投げ勝ちたい ・エースとしてがんばります
(聞き手 東京社会部 横井正浩)

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